■目標
1.多様な集団や形質が進化する仕組みの解明
2.多様な行動の機能と進化の仕組みの解明
3.多様性が辿った進化史の推定
4.未知の多様性の探索
5.多様性が維持される仕組みの解明
6.多様性を保全する技術の開発と対策立案
■研究対象
・遺伝子レベルから生態系レベルの多様性の構造・パターン
・動物の行動、生態、形態とそれらの遺伝的基盤
・陸、淡水、海域の多様な動物を対象にしています。
軟体動物、節足動物、爬虫類、鳥類、両生類、
扁形動物、紐型動物など
・現生生物だけでなく、化石を対象にすることもあります。
・古文書や遺跡など歴史史料を対象にすることもあります。
■研究手法
・ゲノム解析から野外での操作実験まで、遺伝子から群集
まで幅広い実験手法を利用しています。
・野外調査からラボワークまで幅広く行っています。
・数理モデルの解析や計算機シミュレーションを使った理
論研究も行っています
・生物と人間社会、文化の関係を理解するため、人文・社会
科学のアプローチを使うこともあります。
■フィールド調査
日本各地、小笠原諸島、中国、韓国、ベトナム、フィリピン、マレーシア、沿海州(当面中止)、ニュージーランド等
■共同研究
・国内外のさまざまな研究機関・企業・NPOの研究者と協力して研究を進めています。研究成果を行政による自然再生事業や希少野生生物保護、世界自然遺産等の保全管理事業に実装しています。
・共同研究:高知大学、東邦大学、琉球大学、国立
科学博物館、日本大学、岡山大学、筑波大学、自
然環境研究センター、国立遺伝学研究所、山階鳥
類研究所、我孫子鳥の博物館、森林総合研究所、
小笠原自然文化研究所、小笠原環境計画研究所、
中国科学院、浙江大学、ベトナム科学技術アカデ
ミー、慶北大学、ノッティンガム大学、ハワイ大
学、カリフォルニア大学サンディエゴ校、フリイ
エ大学、ライデン大学、マセイ大学、マサリク大
学、など